TAISEI NO MADO

アラフォー主婦 あの手この手

読書 

 

名著だと思う。

 

自分の中の見たくない部分、知らん顔して突っ走ってしまった方が楽かもしれない部分。

そこを解剖するようなものなので、読むうちに心臓が締め付けられ、吐きそうになる。

ただ、私はそれをしてでも向き合わねばならなかった。自分の為に、子ども達の為に。

そして、それは夫の涙にも繋がったかのかもしれない。

 

toricoccotan.hatenablog.com

 

 

手軽に読める「自己啓発書」ではない。

読み進めるうちに、私が子ども達にしていることの恐ろしさに震えた。

自分でも分かっていた。

自分の中に込み上げる、不安や怒り。その矛先は脆弱な子ども達に向かう。

なんとしてでも、その不安や怒りの源泉を知る必要があった。

 

読み終わると同時に、家族の問題がグッと動いた。

夫の涙だ。

動く時は痛みを伴う。しかし、それは今までの苦しみを認めたという事だろう。

 

私と夫、私と子、夫と子、夫と夫の背景、生活、社会すべてが絡み合い、円陣を組んで回転している。

全ては連鎖している。

私が命がけ(大げさ?)で向き合ってきたものが、連鎖したのだとすれば

多くの子ども達をこれ以上傷つけない為に、自分を守るた為に、ハラスメントを連鎖させない為に、読むべき知るべきものだと思う。

 

 

 

期末試験

 

中2の息子。

明日から期末テストです。

 

 

息子くん勉強がイマイチ。

塾も行ってるけど、ほんと高校どうしよう?な状態。

 

 

 

今も英語のテスト範囲のプリントをやっているけど

覚えてもいない単語を う~ん と唸りながら考えても出てきやしませんよ。

 

 

歴史は好きなようで、意外に覚えている。

 

 

あとは、カブトムシ。

カブトムシの種類の見分けはすぐにできる。

 

 

学校のテストにはほんとに向いてないよな.......... と思う。

 

 

来年度は受験生。

夏まではクラブに明け暮れるだろう。

 

 

母としては勉強が非常に気になるところだが

引退まで後半年、精一杯楽しんでほしいな。

 

 

 

夫の涙

 

 

 

 

 

夫が泣いた。

 

声をあげて泣いた。

 

泣けて良かった。大丈夫。大丈夫。

 

今までのいろんな事、流したらいい。

 

大丈夫だからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背景を変える

 

どうも私は暗い人間のようだ。

 

暗い部分がちょっと多いのか、ここでは暗い部分を含め自分を整理しているからか..........

 

どちらにせよ、遊び心が少ないところがコンプレックスでもある。

 

ブログ内容もなんだが曇り空のようなので、背景を変えてみた。

 

少しはパッとするかな?

 

 

 

 

 

 

 

 


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過去を辿る 私と父

私と父

 

父は若い頃から鬱気味で、なんだかよく分からない存在だった。

毎日酒を飲んでは撒き散らす、世の中への恨みつらみ妬み嫉み。

もう、聞こえてくるだけで反吐がでそうなしんどさ。

 

そんな父も笑う事はあった。

 

私が小学3,4年ぐらいかな? とある日曜日の夕方、父の機嫌が良かった。

私は嬉しくなり、おもちゃを使って父に遊びを仕掛けた。

 

長女である姉は甘える事が下手だった。しかし次女である私はその辺は上手かった。

 

今思えば、時間にして大して長くない時間だと思う。

30分もないだろう。

遊び自体は何も面白くないが、父が遊んでいるその事が嬉しくて私はピエロになった。

年齢よりも幼い表現で、実際よりも大げさに振る舞いながら遊ぶ姿はどんな風に見えただろう。

そしてその甲斐があり、父はこう言った。

 

”あんたが居てるから生きてられる”

 

私は高揚感に包まれた。と同時に、傍らにいた姉に勝った気持ちになった。

 

この30分足らずの時間は、私を形成する大きな出来事となる。

 

”あんたが居てるから生きてられる” この言葉こそが私の存在意義になり、呪文となった。

”姉に勝った気持ち” は、こんな風に思う自分はいい人間ではない と強烈な影を作った。

 

 

 

お母さんバリアと星の王子様

 

 

お母さんバリアを奮い立たせてなんとかこらえている、眠気と寒気。

 

明日は息子の部活の送迎。

山の上にある学校での練習試合。

しかも、一日外..........🥶

ハンドって室内競技よね? 基本外練の謎。

 

 

車で待つにしても、どこかで時間を潰すにしても本を読む時間が持てるのは嬉しい。

 

読んでみたい本があったのでこの際ポチっと。

 

 

 

 

星の王子様を読んだのはいつだろう。

10代後半?20代前半?

綺麗な物語だなぁ という印象。

つかめるような、つかめないような..... とにかくもう一回ちゃんと読もう。

 

と思いつつ、20年の時が経ってしまった。

で、星の王子様徘徊をしていると出会ったこの書籍。

 

なんとなく、綺麗だけどなんやったん?王子様に何があったん?と気になっていたところの謎をサン・テグジュペリの言葉と共に受け止めていく。ものらしい。

あくまでも、まえがきを読んだ私の解釈だが。

 

 

 

なぜ私がこの書籍にビビッときたのか、それは自分でもわかっている。

 

toricoccotan.hatenablog.com

 

この記事でも垂れ流したように、私はずっと自分を責めていた。

責めていた、とようやく気付いたのだ。

 

 

そうね、いろいろ試すというかなんと言うかずっと自分とは向き合ってきた。

自分を許すとか愛するとか、過去から紐解いたりとか自分から逃げずにやってきた。

 

 

でも、ずっとしんどかった。

去年の秋頃、いろんな事がピークに達した。

夕方スーパーで買い物をしているだけで涙がでてきて、あぁ、どこかが壊れてる。そう感じた。

 

 

 

お手上げ。    まさしくお手上げ。

 

 

そう、降参したんだ。      

 

 

何に? 自分に。

 

 

 

ずっと自分でプレッシャーをかけていたんだ。

あーしなきゃこーしなきゃ。あーでなければこーでなければ。

 

 

だけどもう降参。

 

 

降参すると、よく見えてきた。

 

 

自分を苦しめるもの

それはうっかりすると見落としてしまう、ハラスメント(意図しない嫌がらせ)だったんだ。

”あなたの為に” ならぬ ”自分の為に”

 

 

toricoccotan.hatenablog.com

 

この記事の内容も、それに気づいたから。

 

 

まずは自分に対するハラスメントを排除すること。

その上でじゃないと、自分を許し愛する事は成り立たないんではないだろうか。

そして、その上でこそ他者を愛する事が出来るのでは................

 

 

 

そんな私の情緒を察知し、アマゾンがお奨めしてくれた本。

ボチボチ読んでみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のいち捨て

 

 

 

 

 

いつぞやのハッピーセットの何か。

娘の了解を得て。